燧灘(ひうちなだ):瀬戸内海中央部、香川県の荘内半島と愛媛県高縄半島の間を占める海域で、四国側を指す。 沿岸は遠浅の砂浜海岸が発達しており、近世までは無数の干潟が見られたが、これらはほとんど戦後になって工業用地造成のために埋め立てられた。しかし、西条市の河原津など自然の砂浜は僅かに残存している。
干拓堤防:干拓において陸にしたい範囲を囲むように作る堤防のこと。これによって水域を仕切り、内部に残る水を排水して干拓する。このため、干拓堤防は非常に強固に作られる。またこの堤防の随所には水門が設けられる。
西条市の海岸線にはほとんどガードレールは設置されていません。
高さはまちまちですが、ほぼ全ての海岸線には堤防が設けられています。
これは、西条市の海に面した土地が堤防と水門により海を仕切り、
干拓して作られているためです。
禎瑞の土地などは江戸時代に作られた干拓地だそうです。
かなり埋め立てられた現在でも、遠浅の干潟の部分は残っており
禎瑞から壬生川の冬の沿岸では海苔の養殖が行われています。
春には潮干狩りも出来ます。
でも、堤防沿いの道の多くはあまり整備はされていないため、
ポタリングでもちょっと厳しい。
さらに、西条の堤防の多くは背が高く、
海を見ながら自転車に乗れる禎瑞は貴重なサイクリングルートです。
そんな堤防に囲まれた西条市の海岸線ですが、
河原津辺りにいけば、まだ自然の砂浜を見ることが出来ます。走るって場所ではないけれど。