Ability

昨年12月から参加した17+αの各サイクリングイベントの設定値を、走った距離(km)で獲得標高(m)を割ったコース強度(Sc)を横軸とし、イベントの第一スタートから最終ゴールまでの時間からエイドや信号などの時間を引いた、走りに使用可能な時間で距離を割った完走可能速度(Avc)を縦軸とする空間にプロットすると下記のように配置されます。

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プロットした各イベントの数値は下表になりますが、主催者の公表値を使用しているイベントと、ルートラボの値を補正(トンネルなど)しているイベントなどが混在しています。(あくまで代表値であり目安)

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          ※サイクリングとグランフォンドはコース強度13を閾値にして区分

 

 このセグメンテーションは、自分が完走出来るイベントなのか、ハードルは高いがチャレンジ出来そうなコースなのか、の検討に使用しています。  

※帰りの電車やフェリーの時間設定にも利用

 

そして、イベント終了後はAvcではなく、

そのイベントを完走した実平均速度(Av)の値に差し替えています。

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                 ※縦軸の数値は個人情報なので白塗りにしています

 

全イベントをプロットすると、何かしらの傾向が見えますが、これだけでは ⑦ と ⑨ の結果(平均速度と強度の相関)がうまく表現出来ません。

 

ですが、少し手を加えてやると今年の走りを総括することが出来そうです。(まだ数件申込していますが・・・)  

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               ※コース強度の計算値を補正

 

・距離を1.5倍にしたSc' にすることにより、傾向を強く表現出来るということは、短い距離だが獲得標高が高いイベントの方を苦手としている(=距離が長いと平坦や下り区間が長く、早い速度を維持できる区間が長いので底上げできる?)ことが表現出来るのかと思います。

 

・同様に ⑫ と ⑮ は獲得標高は高いが、下り区間がまとまっているため結構平均速度が早くなり、他とは違う傾向を示しています。

 

・③ 、④ 、⑥ のスタンプラリーがコース強度の割に平均速度が遅くなっているのは、止まる回数が多いことと、周りも含めて追い込むような雰囲気ではないことが影響しているのかと思います。

 

以前は軸が3本くらいあり、いろいろ苦手としていたコース(単純に距離が長いだけで垂れていたなど)がありましたが、バラツキを抑えて少しは同じ傾向で走れるようになってきたのかと思います。