全コース、ド平坦。なのにコース強度では表せない難コース。ちなみに景色は唯一無二、この時期、このコースでしか見られません。
富山湾岸サイクリング2018 の開催に感謝。
主催していただいた
富山県、富山湾岸サイクリング実行委員会、富山県サイクリング協会、特定非営利活動法人富山サイクル交流倶楽部、富山市、高岡市、射水市、魚津市、氷見市、滑川市、黒部市、入善町、朝日町 (敬称略)
およびボランティアスタッフの方々
並びに沿道にて応援いただいた皆様方
ありがとうございました。
楽しい一日を過ごせました。
それでは以下の通り、
出張ライドとPR活動の報告をさせていただきます。
1.出張日時
2018年4月28日~ 29日
28日 氷見市内のホテル 宿泊
2.出張先
富山湾岸サイクリング2018
3.目的
リハビリライド
+ 「いしづち山麓SWEETライド 」 のPR
4.イベント内容
1)基本情報 (机上計算値)
・カテゴリー サイクリング
・走行距離 117.4km Mileage ルートラボ値
・獲得標高 100 m Altitude ルートラボ値
・コース強度 0.9 m/km Sc=A/M
・スタート時間 6.5 時 Ts
・制限時間 17.5 時 Tg
・エイド満喫時間 1.0h AS 4箇所×10分+1箇所20分
・走行ロス 1.0 h LOSS スタート、信号他
・走行可能時間 9.0 h Tc=Tg-Ts-AS-LOSS
・完走可能速度 13.0 km/h Avc=M/Tc
・ファンライド速度 14.5 km/h Avf=M/(Tc×0.9)
※余裕をもった走行に必要な走力
・セグメンテーション(横軸:コース強度 / 縦軸 : 完走可能速度)
31 : 富山湾岸サイクリング2018 120kmコース(申込みは180km)
他に類を見ない平坦コースなのでポタリングペースで完走出来るはずです。と言うか、ペースを上げることができません。
2)受付関連
・HP : イベントオリジナルのHPを開設して、大会概要、コースなどを掲載
・申込方法 : SPORTS ENTRY
・受付期間 : 2018年01月14日 ~ 2018年03月16日
※1/15 全コース定員に達して受付終了
・駐車場 : 事前申込
指定制(3箇所) 一番遠い駐車場からスタート会場まで1.9km
・受付 : 前日(12~17時)、当日(5~6時)
・ゼッケン:下段に協賛会社名
3)走行関連
・天候 : 晴れ / 15℃(スタート時)
・参加者数 : 出走433名&532名/180km&120km募集900名
80km、40kmのコースもありますが、スタート時間が異なります。
・スタート方式 : 180km&120km混合で並んだ順 16名単位 / 15秒間隔位
混合スタートだと異なるコースに参加する友達同士でも一緒に走ることが出来ますが、走行アベレージが異なる2つのコース参加者が混ざってスタートすると分断が発生しやすいだけでなく、長い自転車列の追い抜きも発生する(追い抜きというより2列走行になる)など混乱します。
・走行管理 : 無い???
・コース案内 : ボランティアスタッフ
・コース環境 : 基本海岸線
・道路状況 :海岸線のサイクリングロードは砂が浮いている
・信号渋滞 : 各所で渋滞が発生
・AS : 5箇所 117/(5+1)=19.6.km/箇所
・AS特色 :名産品
・ASチェック方法 :無し
・関門の有無 :幾つかのASにタイムオーバの設定あり
・トイレ渋滞 :第1AS 20名程度
4)ゴール関係
・完走証 : サイズ 296×210
5.PR活動(ベスト着用)
・スタートからゴールまでベストを着用
6.私走・所感
・参加 : 初めて
・服装 : 夏用長袖アンダー + 半袖ジャージ
ビブニッカ + レギンス
・スタート会場は一般道路を200m位通行止めにして整列。
・ゴールはスタートから500m位手前にある駐車場。
・スタート : 800/900番目くらい ※信号、AS渋滞発生時の参考情報
・信号停止回数 : 80回以上(2段階右折含め) ※5秒間隔記録のログより
・最長連続走行距離 : 6km(信号による停止が無かった区間)
止まらずに走り続けられるライド感は得られません。
・補給食、サプリメント : 塩サプリ×1
Meitan CCC×3 、SAVA PIT IN×2 、SPORTS YO-KAN×2
ATHLETUNE POCKET ENERGY×2
・ボトル : CCD500ml×1本分+塩サプリ
BCAA500ml×1本分+塩サプリ
・申込みは180kmコースだったが、リハビリライドのつもりだったため、第3AS(120km折り返し地点)到着時の体調で判断する予定で走り出すも、タイムアウトで足切り120kmに変更。
180kmの足きり時間を過ぎた魚津ASの補給に並ぶ長い列には、10人中2〜3人の割合で180km参加者が並んでいました。
・とにかく信号が多くストップ&ゴーの連続。また砂浜横のサイクリングコースは景色はバツグンだが、狭くて砂が浮いているためスピードは出せない。そのためスピードを出せる区間を巡行速度27〜30kmで走行しても、全体アベレージは20km位にしかならない。
・ライドとして楽しいか?と言われたらなんとも言えないが、これだけ長く海岸線に沿って走るイベントは無いし、立山連峰の雪景色はこの時期でしか見られないし、唯一無二のイベントであることは確か。
・最初から120kmで参加するか、180kmなら午前5時過ぎからスタート列の前の方に並び、信号やエイドの渋滞を回避できるようにするか、どちらかを事前に選択しておいた方が精神的に楽。
・このイベントが他のイベントと異なっていた点がひとつあり、視覚障害者の方がタンデム自転車で、脚が不自由な 方がハンドサイクルで80kmのコースに参加され、みんなと同じように公道サイクリングを楽しまれていました。これまで四国中国地方のサイクリングイベントを中心に参加してきましたが、このような取り組みをされているイベントは初めてでした。
7.添付資料
1)事前受領資料
参加案内書、走行ルート等について、駐車許可書、参加誓約書、会場図ととやまサイクリングマップ。
2)前日受領資料
ゼッケンとパンフレットと記念品
このイベントでもNTTのSMART HIKARI RIDE
3)スタート
公道が通行止めされてスタート待ちの長い列が作られます
列の長さは200m以上となり、後ろの方からスタートすると、スタートできるまでにプラス20分掛かります。
4) 射水AS (27.7km)まで
スタートしてすぐ5箇所の信号に引っかかり、その後やっと流れだします。
が、雨晴駅辺りで再度10分以上の信号待ちの渋滞(約400m)。
結構走って第1AS
かりんとう饅頭が思いのほか美味しい
5) 滑川AS (50.1km)まで
ところどころで、砂が浮いている砂浜横のサイクリングコースを走ります。
第1ASから第2ASまで結構飛ばしてきたつもりなのに、ここに到着した時点で第3ASの足きり時間に間に合わないことが確定。※ASパスは本末転倒なので、しっかり楽しみます。
皆さん海に向かい
どんど焼きとプリプリの朝どれホタルイカをいただきます。
6) 魚津AS (59.3km)まで
第3AS到着。すでに足きり時間を20分以上経過。
大行列でさらに20分位かかります。
180kmコースの昼御飯は第4AS以降に用意されているようで、ここで足きりされた180kmの参加者は昼御飯を頂けません。なのでハトシと素揚げだけ。
ちなみに、ASの「みなとオアシス魚津」には蜃気楼発生確率が掲示されています。
どうやら発生しているらしいのですが、肉眼では確認できませんでした。
7) 富山AS (79.8km)まで
立山連峰の雪景色!!!絶景です。
北国街道の1.5車線区間も結構走ります。
競輪場のバンクを一周したら、
第4AS富山 (120kmコースとしては)。
8) 高岡AS (105.4km)まで
今回のルートだと、後ろに立山連峰を従えた新湊大橋の写真は撮影しにくい。
第5AS
冷え冷えのりんごゼリー
9) ゴール (117.3km)まで
早い時間にゴール
足きりでも一応頂けます。
10) コース中
今回のコースは「とやま サイクリングコース」がベースになっていますが、路面の小さな矢印を見落とすと曲がる場所が分からずミスコースしてしまいます。
また所々、サイクリングコースとは異なる指示があります。よくあるイベントの旗なども置かれていないため、ブルーラインが無い区間は次の案内看板が出てくるまで正しいコースを走っているのかわからなくて緊張します。
富山県ではサイクルステーションが設けられています。
11) 氷見市
氷見市内のそこここにこんな絵が
12)前年まで
過去の参加者さんのブログを読んでいると、毎年スタート地点やコースが変わっているようなので、次年度参加される方のための情報として追記しておきます。
2015 新湊の海王丸パーク→朝日→海王丸パーク(全コースで参加572名)
2016 氷見→朝日→氷見(全コースで参加959名)
2017 魚津→朝日→魚津→氷見→魚津(全コース参加1269名)
年々参加人数が増えています。また15年と17年はスタート地点が異なります。さらに前回氷見スタートだった16年に雨晴駅周辺での渋滞情報はないので、18年の雨晴大渋滞は今回初めて発生。たぶんこの地点での渋滞は、来年には改善されるかと思われます。また魚津ASでの補給渋滞など、比較的コントロールがしやすい事項も改善され、不可抗力により足切りとなる方々は少なくなると思われます。
また、新湊大橋たもとにASがあり、自走だけでなく渡船や橋の下面に設けられている歩道を歩いて渡ることもできた、インスタ映えする写真がとれる回もあったようです。
以上です。
次回のリハビリライドは・・・