べたべたですが、
でっかいどー北海道
ここにしかない景色ではなく、このイベントでしか走ることが出来ない景色があります。
お疲れ様です。
まずは、丘のまちびえいセンチュリーライド 2018 の開催に感謝。
主催していただいた 特定非営利活動法人(NPO)美瑛エコスポーツ実践会 様
およびボランティアスタッフの方々、
沿道にて応援頂いた方々ありがとうございました。
楽しい一日を過ごせました。
それでは以下の通り、出張ライドとPR活動の報告をさせていただきます。
1.出張日時
2018年9月22日~ 24日
22,23日 旭川市内のホテル 宿泊
2.出張先
丘のまちびえいセンチュリーライド 2018
美瑛センチュリーライド ステージ2(100km)
3.目的
モチベーションアップ + 「いしづち山麓SWEETライド 」 のPR
4.イベント内容
1)基本情報 (机上計算値)
・カテゴリー サイクリング
・走行距離 100.2 km Mileage ルートラボ値
・獲得標高 1183 m Altitude ルートラボ値
・コース強度 11.8 m/km Sc=A/M
・スタート時間 7.8 時 Ts
・制限時間 16.0 時 Tg
・エイド満喫時間 0.7 h AS 3箇所×15分
・走行ロス 0.5 h LOSS スタート、信号他
・走行可能時間 7.0 h Tc=Tg-Ts-AS-LOSS
・完走可能速度 14.3 km/h Avc=M/Tc
・ファンライド速度 15.9 km/h Avf=M/(Tc×0.9)
※余裕をもった走行に必要な走力
・セグメンテーション(横軸:コース強度 / 縦軸 : 完走可能速度)
37:丘のまちびえいセンチュリーライド 2018 美瑛センチュリーライド ステージ2(100km)
数字の上ではコース強度、完走可能速度とも標準的なコースだが・・・
2)受付関連
・HP :イベントオリジナルのHPを開設して、大会概要、コースガイドに加えて、ゲスト情報などを掲載
なお、HPからダウンロードできるPDFの地図のマイルドセブンの丘の位置は1kmくらい、西にずれている?
・申込方法 : SPORTS ENTRY
・受付期間 : 2018年6月1日 ~ 2018年8月12日→20日まで延長
:・駐車場 : 無料 事前申込必要無し
・受付 :当日 6:00~7:00
・ゼッケン:下段に協賛会社名
3)走行関連
・天候 : 晴れ / 20℃(スタート時)
・参加者数 : 831名(160km)+73名(55km) / 募集1200名+100名
※160kmは土日両日走った場合の距離
・スタート方式 : 申請目標速度順の班ごと
・走行管理 : サポートライダー
主要な交差点にはスタッフ、ガードマン
・コース案内 : ボランティアスタッフと看板
・コース環境 : 丘陵
・道路状況 :一部を除き車は走っていない。
・信号渋滞 :無し
・AS : AS3箇所 100/(3+1)=25km/箇所
・AS特色 :特産品(牛乳も)
・ASチェック方法 :無し
・関門の有無 :無し
・トイレ渋滞 :無し、各ASにはトイレ(洋式)を追加配備
ビブショーツをはく自転車乗りとしては、洋式というだけでイベントを高評価
4)ゴール関係
・完走証 : B5
5.PR活動(ベスト着用)
・受付からゴールまでベストを着用
6.私走・所感
・参加 : 初めて
・服装 : 夏用長袖アンダー +夏用半袖ジャージ + ビブニッカ + レギンス
・スタート :はじめの方
・信号停止回数 : 4回
・最長連続走行距離 : 20km(信号による停止が無かった区間)
・補給食、サプリメント : Meitan CCC×1、 SAVAS PIT IN×2、Glico ワンセコンド×1
・ボトル : CCD500ml(+塩サプリ)×1本分、BCAA500ml(+塩サプリ)×1本分
・いつもなら、大きな島を一周している時期だが、今年は春先からの体調のこともあり、少し短い距離のイベントを調べていたら「美瑛」の文字を見つけて、アクセスも出来そうなので申し込み。
・イベント参加直前、移動スケジュール作成に合わせて、各AS間の走行時間を推定する走行設計もしていると、えっ次から次へと出てくる坂の勾配が結構きつい?大きな島のイベントと同等のキツさになるのか?
・このコース、大好きなアップダウンのコースだが、上りと下りがことごとくT字路で分断され、コーナーの数が100近いテクニカルなコース。下りの勢いがそがれるため、真の登坂力とテクニックが必要。今年の体調では楽しめないが、そんなことを忘れさせるくらい景色が最高。ここにしかない景色のなかで自転車に乗れただけで満足。まさにアルデンヌクラシックの世界。
・今回のコース、プライベートで来ても走り切れないというか、コースが分かりません。いい景色、いい坂をこれでもかと組み合わせてくれているため、下り坂の途中で右に曲がったり、Uターンするくらい鋭角に曲がったり、ぐるっと丘を回って、同じ交差点に戻って来たりと。ナビにコースを打ち込むのを諦めるくらい複雑で、スタッフや看板の案内があって初めて走ることができます。つまり、美瑛を満喫するには、イベントに参加するのが一番。(コースは全てJR美瑛駅10km圏内なのに)
・申込時に目標とするスピードを選択すると、50名程度に班分けをされ、速いスピードの班からスタッフが先導してスタート。ASを再スタートする時も同様に班ごとにスタートするが、あくまでも目標とするスピードについて行ける人達を先導する目安としてのこと。上りで遅れたり、写真を撮ったりする人を班に縛ることはなく、AS再スタートも規制されることもない。このような運営の工夫により、早く走りたい人達が最先頭に過度に集中せず、大きな集団にもならず、走っている人が適度な間隔で散らばっているため、写真を撮りながら走ってもあまりぼっち走行になることがなくその点でも楽しめた。
・旭川のホテルを出る時は雨。美瑛の街に着くと何とか止む。スタート後は晴れたり曇ったり。途中靴下がぐちゃぐちゃになるくらい濡れるも、実質は10分も雨に降られてはいない。
7.添付、資料
1)事前受領資料
参加のご案内、ナンバーカード引替証(車検自己申告書)
2)当日受領資料
美瑛町スポーツセンター会場で受け付け
ゼッケン、パンフレット、入浴券、バンダナ、荷物預け用袋
会場ではゲストライダー(栗村修さん、宇都宮ブリッツェンの方々ら)のトークショーも開催
ちなみに、新千歳空港からはレンタカーで前日旭川市入り。受付から少し離れた駐車場にとめ
隣の公園(こちらも指定駐車場)で朝のお務めを済ます。
3)スタート
開会式は丸山陸上競技場。
ゼッケン順に班分けされていて集合
挨拶。さすが北海道、自衛隊の方々もお手伝い頂いているとのこと。
班ごとに並んでスタート
4) 春日台駐車場AS (27.3km)まで
スタート後市街地を抜けたらすぐに丘陵地帯の上りへ(9%)
ぐるっと丘を回って、
開会式の競技場横を通過
次から次へと丘陵を走る。
上ったと思ったら
下る。
第1エイドまで、結構遠い。
バターロールと、水を頂く。
5) 美馬牛小学校AS (47.4km)まで
このコース全体を通して、上りの斜度はちょっとキツめの平均5%くらいか?
で、問題は上り初めや、下り終わりに毎回T字路が出てきて、数字以上にキツさ倍増。
ちなみに電柱やガードレールが無いため、案内看板は地面に突き刺すタイプ
前田真三さんの拓真館の裏辺りの丘陵、あの写真(数十年前初めて買ったPC用CD写真集) の世界を走る!!
第二ASは塔のある小学校
コロッケ、ソーセージのせカレーに、美瑛豚。
6)地域人材育成研修交流センターAS (85.3km)まで
写真だと同じように見えますが、
一つ一つ、丘から見える景色は異なる表情をしています。
ここなんか、いきなり下りの途中で右折、そのまま10%の坂を上らされると、遥か遠くまで広がる丘陵が見えてくる。
そして、マイルドセブンに、
セブンスター!!
第三ASは美瑛では西の端。
いも餅とカボチャ餅
に、じゃがバター(バターがうまい)
7) ゴール (100.2km)まで
田舎でよく見る道ですが、今回のコースではこの感じの道が逆に珍しい。
最後の最後に上り返し三連。好物です。
美瑛の街に戻って来ると、サイクルピクト。
ゴールではスタッフがお出迎え。 恥ずかしくて反応できないが結構嬉しい。
ゴール受付
8)飛行機輪行
松山から新千歳まで、ANAの直行便が復活(2018/03/25~)していたので、今回はイベント申し込みと共にこれを予約。
搭乗二週間前に、「ANA 自転車」で検索して、Q&A詳細のページに書かれている、「なお、3辺の合計が203cmを超える自転車は、航空機の貨物室に搭載可能な場合に限りお預かりいたします。サイズと重量をご確認のうえANAへお電話にてご連絡ください。」に従い電話連絡。なお、電話がつながるまでに約8分待ち。
輪行袋の縦と横のサイズそのままでは貨物室のサイズに合わないが、横倒し格納していただくことを提案。
電話を受けたオペレーターから、手配?担当間で情報(横倒し格納)の伝達が出来なかった模様で、改めて携帯に掛かってきた電話に再度説明。担当の方は、行き帰り両方の空港カウンターに取り扱いに付いて確認頂き、取り扱い方を申し送りしていただき、空港ではコンベヤに載ることなく手渡しで受け取り(新千歳、松山とも)。ただし、あくまでも搭載可能な場合に限りであり、100%は保証出来ないため、早めに預けて欲しいとの指示に従い、両空港とも1時間以上前にチェックインした。なお行き帰りともほぼ満席。
ANA側は、HP上では十分な説明記載することを避け、飛行機輪行については電話で事前申請させることで対象となる便を事前に把握し、現場での混乱を減らそうとしているものと思われます。その代わりに各部署間は情報共有のために、複数の職員が計30分近く時間を使われた模様。
なお機体はボンバルディアCRJ700(70席)で、よく見るコンテナで機体に格納するのではなく直接貨物室に格納されます。
空港では搭乗券を発券後、カウンターのお姉さんに預けようとしている大きな荷物が自転車であることを申請してタグにサイン
ANAでは注意喚起の赤い札を幾つか貼ってもらえるが、事前に天地が分かるようにしました。その結果、機体格納時も天地に注意を払い最終貨物(一番上に載せるため)として扱って頂けたようです。(新千歳で格納作業を目撃)
なお、CO2ボンベは飛行機には載せられないため、ヘルメット、シューズ他の荷物と共に宅急便で事前発送、&タイヤの空気を結構抜いておいた。(新千歳では輪行袋の中を専門の担当者が確認された) ※2018/10/3 追記 CO2ボンベのうち容量の小さなものなら機内に持ち込めるようです
新千歳から旭川のホテルまでは、美瑛を経由して移動しようとするも、中富良野あたりで日が沈み、美瑛ではかなり暗くなってしまった。ナビに従い国道237号を左折したところ、第二AS後の「留辺蘂あたりの2回通る交差点」を通過。なんとなくコースの雰囲気を感じただけ。
今回、旭川ではラーメン屋と居酒屋には入れたが、ジンギスカンは満席で入れず。
帰りの新千歳空港のフードコートでやっとありつけました。特上ラムは柔らかい。
以上です。
次回の出張報告は、小さな島一周のイベント?