お疲れ様です。
まずは、第5回 下北半島ロングライドの開催に感謝。
主催していただいた 下北半島ロングライド実行委員会 様
およびボランティアスタッフの方々
並びに沿道にて応援いただいた皆様方
ありがとうございました。
楽しい一日を過ごせました。
それでは以下の通り、
出張ライドとPR活動の報告をさせていただきます。
1.出張日時
2016年7月16日~ 18日
16、17日 むつ市内のホテル 宿泊
2.出張先
第5回 下北半島ロングライド
下北ぐるりんライド215コース(215 km)に参加
3.目的
モチベーションアップ
+ 「いしづち山麓SWEETライド 」 のPR
4.イベント内容
1)基本情報 (机上計算値)
・カテゴリー サイクリング
・走行距離 215 km Mileage ルートラボ値
・獲得標高 2330 m Altitude ルートラボ値
・コース強度 10.8 m/km Sc=A/M
・スタート時間 7.0 時 Ts
・制限時間 19.0 時 Tg
・エイド満喫時間 1.4 h AS 8箇所×10分
・走行ロス 0.6 h LOSS スタート、信号他
・走行可能時間 10.0 h Tc=Tg-Ts-AS-LOSS
・完走可能速度 21.5 km/h Avc=M/Tc
・ファンライド速度 23.9 km/h Avf=M/(Tc×0.9)
※余裕をもった走行に必要な走力
・セグメンテーション(横軸:コース強度 / 縦軸 : 完走可能速度)
11 : 下北半島ロングライド(下北ぐるりんライド215)
コース強度は高くないが、時間はタイトに設定されている
※11番以外のプロットイベントは 2016/07/13 を参照ください
2)受付関連
・HP : 特定非営利活動法人 地域活性化協会のウエブサイトに専用ページを常設
専用ページでは2016年1月1日から受付を開始
受付方法、各種規定、コースなどの情報を掲載
※HP掲載のコースマップ記載ASのうち1箇所は設置されておらず、もう一つのASは別のコースの往路用のASだったりと、複数のコースを一つにまとめて作成されていることから発生する問題がでていた。
・申込方法 : SPORTS ENTRY
・受付期間 : 2016年1月21日 ~ 2016年6月17日
※協会ウエブサイトからの申込なら~7月1日まで
・駐車場 : 特に駐車場案内の記載が無い
※スタートの市役所には十分な駐車場があった
・受付 : 前日(16:30~18:00) 、当日(6:00~7:00)
・ゼッケン:ジャージ背面 240×200 ※協賛企業名あり
ヘルメットシール 94×64
3)走行関連
・天候 : 曇り / 20℃(スタート時)
・参加者数 : 出走 61人(215km)
6コース合計 500人募集
・スタート方式 : ゼッケン順 10名程度 / 1分間隔
ただしゼッケンに関係なく、友達同士のまとまったスタートを
認めるなど、柔軟な運営姿勢がみられた。
・走行管理 : ガードマン
・コース案内 : ボランティアスタッフ、案内コーン
・コース環境 :基本海岸線ではあるが、脇野沢から大間までは山の中もあり
・道路状況 :脇野沢~仏ヶ浦と関根分岐~尻屋以外は車はそれなりに走っている
・信号渋滞 :無し
・AS間距離 : 8箇所(3箇所はワゴン車AS) 215/(8+1)=23.9km/箇所
・AS特色 :名産品が食べ放題、飲み放題(ウニとマグロは食券方式)
・ASチェック方法 :特に番号チェックなし
・関門の有無 :関根の分岐にタイムオーバの設定あり
・トイレ渋滞 :無し
4)ゴール関係
・完走証 : サイズ A4
5.PR活動(ベスト着用)
・受付からゴールまでベストを着たり、脱いだり (大間からは寒くて着っぱなし)
6.私走・所感
・参加 : 1回目
弘前~青森~八戸辺りは数年毎に遊びに来てるけど、大間は10年ぶり?
・服装 : 長袖アンダー + 半袖ジャージ + ベスト(羽織るのみ)
ビブニッカ + レギンス
・コースが6コースと、細かく設定されているが、最長310kmのコース(37人)は獲得標高3556mで14時間と、ほとんど選手クラスでなければ難しい設定。
・他の5コースは極端に厳しい設定もされていないし、それぞれのコースで楽しめそう。ただ参加者が全体でも200~300人程度とイベントとしては大きくないため、あまりにも速かったり、遅かったりするとボッチになってしまいイベント走行の楽しみが半減。
・開会式、スタート、エイドと全体的にホンワカしたムードなのは県民性?
・スタート : 30/61番目 ※信号、AS渋滞発生時の参考情報
・信号停止回数 : 回
・最長連続走行距離 : 25km(信号による停止が無かった区間)
・補給食、サプリメント : Meitan CCC×2 109kcal
SPORTS YO-KAN×2 190kcal
ATHLETUNE POCKET ENERGY×2 105kcal
Mag-on ジェル×2 120kcal
塩サプリ×2
Mag-on フレーバー×2
塩熱サプリ×3
・ボトル : CCD500ml×1本分+塩サプリ 170kcal
BCAA×2本+塩サプリ
お茶×1
・ 携帯エネルギー 4094kcal / 400kcal/h = エネルギー保証時間 10.2h ≧ Tc 10.0h
・分かっていたけど、やっぱり遠いな。愛媛からだとJRで約11時間(乗り換え含む)。往復すると、3日間で東京日帰り2回分に相当。飛行機は直行便がないから、結局10時間掛かるし・・・
・イベント自体は全体的に走り易いし、大好きなアップダウン系だし、エイドも美味しいし、合計3日間(費用もそれなりに)掛けて参加しても十分満足出来ました。
・第一ASの道の駅 脇野沢まで45kmあるため約2時間。ここまでは皆さん協調したトレインで結構楽ちん。さすが215kmコースを走る方々、多少の上りではトレインが崩壊しない。
・215kmコースの最大勾配は10%(310kmでは12%詐偽があるとか・・・)。何度も10%の標識が出てくるが、長く続かず緩急があるので頑張らなければ足が削られることはない。頑張るのはむしろ黒瀬でインターバルトレーニングしている3%以下の緩区間、視界を外れない先行者なら十分それで追える自分向きのコース。
・大間までは前後に参加者が走っていることを意識できるし、抜いたり抜かれたりだが、大間の後は尻屋付近まで一人旅の区間が結構出てくる。ロングライドイベントの後半あるあるで、自分の前には自分と同等以上の方々しか走っていないし、後ろは自分と同等以下の人達となるため、抜くことも、抜かれることもなくなる。
・5時スタートの310kmコースのトップ(2番は約2km後方)にラスト7kmくらいでパスされるも、なんとか踏ん張り信号で追い付き、残り5kmの市街地を引いて頂く。
・ 特定非営利活動法人 地域活性化協会のウエブサイトには自転車に関する8つのイベント+1が掲載されいる。それぞれのイベントは各開催地域を中心とした実行委員会方式を取っており、独立しているが同じフォーマットで案内が行われているため、どのイベントも同じように情報を確認出来るワンストップサービスが提供されている。
イベントを開催する各地域はいろいろ伝えたいこともあるだろうが、そこは我慢してサイトが重くて立ち上がらないことがないように簡潔に作られている。
また、参加申込もワンストップで受付されており、イベント開催側にもメリットがあるようだ。
・ウエブサイトだけでなく案内コーン、エイドのノボリ、ワゴン車AS、エイドスタッフのベストなどを複数のイベントで使用(が見える)して運営コストを下げられるとこは下げて、その代わりにエイドの充実(地元名産+エネルギー補給←この視点、参加者目線)や安全のための広報車(+応援案内)と、使うところには使うという運営姿勢は参加者にはうれしい。
7.添付資料
・事前受領資料
必読書、参加承認証、マップ、ゼッケン、ヘルメットシール、安全ピン
これらが募集締切の一か月くらい前に送付されてきた。各コース毎の定員は設定されていないのに、ゼッケンは各コース100番くらいまでは事前に用意しているのか?人ごとながら心配してしまいます。
・朝の受付
・スタート 緑ゼッケンは215kmに続きスタートする下北半島一周ライド(170km)
170kmの方も100名はいない模様
170kmでも速い人は、第一AS後は215kmと混在走行していた。
自分も開催が地元なら走るのは170kmの方だろうな。
・第一ASの道の駅 脇野沢 いのししの煮込み?に、つくねと鱈せん
・第二ASの頂上 移動車のワゴンがそのままASになっており、設置・撤去が楽。
12kmで獲得標高約500m。長い上りはこの区間だけ。
・第三ASのぬいどう食堂 福浦港のウニ丼
・願掛岩(の裏?)
・第四ASの大間崎 ここはやっぱり大間港のマグロ、これもエイドです。
・こちらも大間のマグロ
・第五ASの下風呂 完熟トマト甘くて何個もおかわり
・第6ASの大畑ミニストップ ワゴン車ASであってもエネルギー補給できます。
複数個持って走るのは現実的ではないサイズの Calorie Mate JELLY(200kcal)。しかし、腹に溜まらないから何度でも(この点が重要)エネルギー補給が出来るJELLYが、幾つものエイドで提供されていた。その点からも単なる地域振興ではない運営の姿勢が感じられる。実際、後半失速の1/3は十分なエネルギー補給をし続けることで解消出来る。
・尻屋~むつ間は、何度も何度もアップダウン。たまらん、楽しいぞー
・第八ASの尻屋崎 灯台の2km手前に放牧馬のために設置されているゲートがエイドだが、ちょうどエイド付近に馬が出没。
・二輪車の定番撮影ポイントの尻屋埼灯台手前。ここでの写真撮影がイベント参加の目的の一つ。そのためエイドを越えて灯台まで走りました。
今月号(2016/9月号)のCYCLE SPORTS「下北半島さいはて岬巡りライド」の尻屋崎は「寒立馬と灯台」と、まるで一般誌のようなショットで・・・
・ゴール。本当にユルイ、完走受付はあるが、ゴールラインは誰もいません。
・青森方式の案内コーン(他のイベントとも兼用)。ASまでの距離も逐次案内。
道路の低い位置で矢印案内されるため、視線を無理に上げなくても前傾姿勢や上りでも確認できる。
・先頭より少しだけ先行して、自転車が走って来ることを広報 していた。
「間もなく・・・全国からサイクリストの・・・」。はい、その中の一名です。
・記念品 のタオル
・八戸~大湊間 2両編成の「快速しもきた」は乗車率が高く、立っている人も
・帰りの「はやぶさ」でも下北堪能
・あと2時間、最後はまさかのアンパンマン列車(1号車の一部を除き内装は普通)、これで瀬戸大橋を渡り西条へ。
・今回自転車は日本サイクリング協会のサイクリングタッグを使用したサイクリングヤマト便で事前発送。帰りはホテルまで取りに来てもらいました。
[輪行に関する記載内容の訂正 2017/07/05]
サイクリングヤマト便は2017年6月19日付けで、料金だけでなく梱包サイズの改訂も行われました。それに対して従来と同様の梱包方法による OSTRICH OS-500 だとヤマト便の梱包サイズを満足することが出来ないことも分かりました。規定寸法に入る箱形の輪行ボックスの使用を前提に、ヤマト便(営業所の数がが多く発送がしやすい)の使用、あるいは他社の自転車輸送便(往復の事前決済システムが採用されており、ホテルに復路発送をお願いし易い)の使用検討を行いたいと思います。
以上です。
次回の出張報告は、山向こうのよく雨が降るイベント?