隣町から国道11号線に沿って西条市へ入り燧灘へと流れている中山川ですが、西条市に入ってきたあたりはいい感じの渓流です。
「いしづち山麓SWEETライド」で走る中山川はずっと川幅の広い川ですが、
3km程上流の来見橋ではもう渓谷が始まります。
来見橋の左岸には、江戸時代に作られた灌漑用の劈巌透水路(へきがんとうすいろ)があります。現在の取水口へのアプローチにある坂は短いが14%の激坂です。
中山川渓谷の上流へは、右岸の国道11号線ではなく、
左岸の道を上がります。高速道路の高架橋(中山川橋)の下をくぐり、
コンクリートアーチ橋の下をくぐり、
県道327号で山へと向かいます。
最初は5%くらいの坂を1km上り、
少し下ったあと、続いて
※右側の道へ
7%くらいの坂を
1.2km上り、
また下ります。
平坦な道に出てきますが、県道は下り切るちょっと前に終了。
※右側の道へ
更に500mくらい上って高速道路横の平坦をすぎ、
最後に平均勾配11%の坂を800m上れば
※この辺りから次のT字路まで、国土地理院地図には道の記載なし
ピークになります。
400m下ると、
相之谷のT字路に突き当たり、広めの一車線が終了。
一部を除きここまでの間の路面が良好で全体的に道がいいのは、高速道路の工事の時に使われていたからだと思います。
※ピークからは右側の道に下りてきます
T字路を下り、高速道路の下をくぐると、
道が狭いだけでなく、途端に道が悪くなります。
次の下字路を左折して、
渓谷沿いを下ると、
西条市の中山川最上流、いい感じの渓流に到着。
道をそのまま進み10%の坂を上ると国道11号線 桜三里に出ますが、国道はかなり高い位置に作られているため、走っていても中山川は見えません。
ちなみに、さっきのT字路を右折した少し先が西条市の西の境です。
※道は隣町まで続いています
国道11号線は道路幅員が狭いのにトラックがかなりのスピードで走っているので、正直走りたくありません。何度かアップダウンを走ることになりますが、中山川上流を自転車で走るなら左岸一択だと思います。
このルートをトレーニングに使うとすると、相之谷のT字路でUターン。
来見橋~相之谷のT字路(Uターン) : 累積獲得標高 340m+230m / 距離8km×2