棚田がある千町の向かい側の山、
西側にある山の中腹に集落があります。
大平(おおなる)の集落です。
大平へ上る道は、寒風山に向かう国道194号線の千町の枝道の手前にあります。
こちらの枝道もいきなりスタートから勾配12%の激坂です。
最初の激坂をクリアした後も7~10%の勾配が続きます。緩くならずに続きます。
途中、特徴的な折り返しを過ぎると、
国道と川が見える場所があり、
更に上り進めると、千町の棚田が見える場所もありますが、勾配がキツイのでうかつに止まると、上れなくなります。
ずっと続いていた激坂も、竹林を過ぎると少し緩くなり、
2kmちょっと上った所にお寺があります。
更に上り進めると、集会所のような場所があり、
更に、更に上ると、視界が開けて大平の集落が見えてきます。
大平の集落は山の東斜面にあるため、15時前には日が山向こうに入ります。
こちらの集落は結構固まっており、千町の集落ほど高低差はないようです。
標高は千町と同じ350mくらいです。
集落を過ぎると、林道ナゴエ線に入ります。
集落では5~7%と緩くなっていた勾配も、林道に入るとまた7~10%に戻ります。
この林道は上り進めると山の尾根を越えてしまうようで、
さっき隠れた太陽が 出てきました。
大平の道も荒れてはいますが、千町の道に比べて圧倒的に路面が良好(舗装が補修されている箇所が多数ある)なのは、四国電力の送電鉄塔があるためでしょうか?
ここまで上ると、西条の市街地が見えます。晴れていれば燧灘も見えそうです。
その後、林道は最大13%の勾配の道となり、
結局、上り始めて5kmほどで舗装路が終了。標高500m位の高さでUターンです。
激坂好きには寒風山トンネルより、こっちの方が合ってるかも。ただし、道は国道のように良好ではないため、雨や雨上がりは避けた方がいいかと思います。