和歌山県でスタンプラリーを楽しみました。
今回のスタンプラリーは、和歌山県企画部地域振興局地域政策課 様が管理している「RIDE ON WAKAYAMA」のHPにリンクする形で開催されている「WAKAYAMA800モバイルスタンプラリー」(ラリーは和歌山県 商工観光労働部 観光局 観光振興課・公益社団法人 和歌山県観光連盟 主催 ?)で、コースは山と海が楽しめる「広川ビーチー白崎海岸周遊ルート」に若干プラスしたコースを走りました。
それでは以下の通り、出張ライドの報告をさせていただきます。
1.出張日時
2018年10月12日~14日
12日 オレンジフェリー船中泊
13日 田辺市のホテルに宿泊
2.出張先
WAKAYAMA800モバイルスタンプラリー
広川ビーチー白崎海岸周遊ルート + 日の岬
3.目的
モチベーションアップ
4.イベント内容
1)基本情報 (机上計算値) 数値は広川ビーチー白崎海岸周遊ルートのみ
・カテゴリー スタンプラリー
・走行距離 61.2km Mileage ルートラボ値
・獲得標高 882 m Altitude ルートラボ値
・コース強度 14.4 m/km Sc=A/M
・スタート時間 10.0 時 Ts 稲むらの火の館 (開館時間)
・制限時間 17.0 時 Tg 稲むらの火の館 (開館時間)
・CP満喫時間 1.0 h AS 3箇所×20分
・走行ロス 0.5 h LOSS 信号他
・走行可能時間 5.5 h Tc=Tg-Ts-AS-LOSS
・完走可能速度 11.1 km/h Avc=M/Tc
・ファンライド速度 12.4 km/h Avf=M/(Tc×0.9)
※余裕をもった走行に必要な走力
・セグメンテーション(横軸:コース強度 / 縦軸 : 完走可能速度)
38 : WAKAYAMA800モバイルスタンプラリー / 広川ビーチー白崎海岸周遊ルート
スタンプラリーとしてはかなり強度が高いコース、ファンライドコースではない
2)受付関連
・HP : 和歌山県内に整備された約800kmのブルーラインのサイクリングルートの愛称が「WAKAYAMA800」で、和歌山県サイクリング総合サイト「RIDE ON WAKAYAMA」では17のルートに分けて紹介されています。各ルートのルートラボだけでなく、Stravaもリンク、オススメスポットやグルメだけでなく駐車場や宿、さらにトイレの場所まで掲載されています。で、そのサイトのイベント情報から「WAKAYAMA800モバイルスタンプラリー」にリンクが張られており、スタンプラリーのチェックポイント45箇所が紹介されています。
・申込方法 : 事前の申込は必要無いが、スマホに専用アプリをインストールしておく必要がある。
・開催期間 : 2018年8月1日~2019年3月24日
・駐車場 : パーク&サイクルが可能な無料の駐車場が紹介されている
・受付 : 専用アプリ
・ゼッケン : 無し
3)走行関連
・天候 : 晴れ / 16℃(スタート時)
・参加者数 : スタンプラリー中に対向するサイクリストは複数人見かけました
・スタート方式 :自分のタイミング
・走行管理 : 無し
・ルート案内 : 一部路面にブルーラインはあるもピクトや看板はなし。アプリなら案内あり。
・ルート環境 : 海岸線&内陸
・道路状況 :
・信号渋滞 :無し
・CP間距離 : 2箇所 61/(2+1)=20km/箇所
・CPチェック方法 :チェックポイントの看板にあるQRコードをアプリで読んでスタンプGET
・関門の有無 :各CPの営業時間 ※営業終了後もQRコードは読めるが、あまり暗くなると難しいかと
・トイレ渋滞 :無し
4)ゴール関係
・スタンプラリーの応募はスタンプ10個からと、ハードルは高め
5.PR活動(ベスト着用)
・ベストは一部下りと平地区間で着用
6.私走・所感
・参加 : 初めて
・服装 : 夏用長袖アンダー + 半袖ジャージ 、ビブニッカ + レギンス
・パーク&サイクルが可能な駐車場として紹介されている広川町民体育館前駐車場に車を止めてスタート。
・信号停止回数 : 4回くらい
・最長連続走行距離 : 20kmくらい(信号による停止が無かった区間)
・補給食、サプリメント :SAVA PIT IN×1、Meitan CCC×3
・ボトル : BCAA500ml×1本分、お茶×1本分
・国道以外は車も少く基本走りやすいが、今回走ったコースはかなりキツめ。特にリアス式海岸の上りは直ぐ10%を超える。
・HPはかなり作り込まれており、紹介されている17のコース全てで情報満載、なのに周回コースになっているのは4つだけ。それ以外の13のコースは走った道を結局戻ることになるため、紹介されている距離の倍走ることになる。
・紹介されているコースとスタンプのある場所に齟齬があると言う事は、もしかして別物なのか?
→ どうやらHPを管理している部署とは異なる部署がラリーを主催しており、HPで紹介されている17コースを走りさえすればスタンプをゲットできるものではないもよう
・HPで紹介されているコースなのに、今回走ったコースでは海側だけにブルーラインが引かれており、山側には無かった。また、右左折の指示は路面に小さな矢印で指示されているだけなので、事前にある程度コースを理解していないと、見落としてミスコースしてしまう恐れが高かった。
・同方向に走っていたのはトレーニング中のトライアスリート4人だけだが、逆方向ですれ違った自転車は7〜8人と、走っている車の数からするとちょっと多め。
・県が管理しているHPでパーク&サイクルのための駐車場を紹介されているので、気兼ねなく駐車して自転車を楽しむことが出来ました。なかなかそこまで掲載して頂けるHPはなくかなり先進的。
7.添付資料
1)入手資料
事前に専用アプリをインストール
2)JR広川ビーチ駅まで
広川町体育館駐車場に車を駐車してスタート
紹介されているルートの実際のスタート&ゴール地点はJR広川ビーチ駅
3)JR紀伊内原駅まで
海岸線沿いの道から山(国道)の方に左折
いきなり勾配7%のアップダウンの連続
さらに国道から県道に入って山越えへ、
ピークのトンネルまでの勾配は緩め
トンネルを抜けた後の方が勾配がきつい(下り)
一気に下って駅に到着
4)日の岬まで
本来のルートは右折だが、ここを左側へ
この写真の道は17のルートの一つ(印南―箕島ルート)だが、そのルートを外れて(左折)日の岬へ
台風のすさまじい力
日の岬へは7%を越えるつづら折り
岬の高台のホテルはかなり前に営業を終了しており、自販機無し。知らずに暑い時期に来てたらダメージがでかかった。
せっかく上ったのに、先端の灯台へと下る
コースから外れているけど、ここにスタンプボード
QRコードを読み込んでスタンプをゲット
5)温泉館「海の里」みちしおの湯まで
台風で風車が倒壊? というか、支柱の真ん中で折れてる
灯台からの上りは10%オーバー
産湯海水浴場の駐車場で開催されているクエフェアはクエ鍋に長い列。なみにクエご飯とクエのから揚げは既に販売終了。
なので、小寿司とノンアルビール
山の緩い上りに比べて、リアス式海岸の各漁村間をつないでいる道の上りはキツめ
みちしおの湯到着
ここのスタンプは、何度かアプリを呼び出し直してやっとゲット
6)白崎海洋公園まで
こんなところにも造船所
オンボードカメラを広角側で使用しているため水平線がかなり歪みます
白崎海岸
道の駅は台風21号の被害で営業を停止(完全復旧は断念)しているため、スタンプは無し
7)稲むらの火の館まで
また上り
なんかどんどんきつくなって、トンネルを走れば平坦な区間も、ブルーラインは左斜め上の旧道?に引かれており
12%が普通に出てくる ※旧道ではなくこちらが県道24号でした
海岸線を離れれば、上りの勾配が若干緩くなり
7%くらい
やっと上り終了
駐車場からすぐのところにある火の館(印南―箕島ルート)でゲット
1日走って、スタンプは3個、今回の走行距離82km × 獲得標高1250m、獲得標高以上に後半の勾配がきつい。
今回オンボードカメラとして先月末に発売された GoPro HERO7 Black を投入。電源ボタンの押し方が悪いと写真とビデオが順番に入れ替わるようで、所どころで意図せず動画の撮影になっていた。いわゆる手ブレ補正機能が性能アップしており、ジンバル無しで自転車に付けていても、ピントがズレた写真(ビデオも)は無かった。※補正ミスで色ズレはあり
8)フェリー輪行
今回、和歌山県への移動は愛媛県東予港から大阪南港までのオレンジフェリーの新造船(全席個室)を利用。
部屋は奮発してデラックスシングル(ディンプルキーで鍵が掛かる)。船にありがちなエンジンから発生する細かな振動もなくかなり快適、テレビ付きです。
ベッド側にもコンセントがあって計3つ
新造船だけどレストランの料金は据え置き
ただ、売店がなくなり自販機にもアルコールがなくなりました(食堂で対面販売)、その代わり自転車のチューブが販売されています。
以上です。
次回の出張報告は、隔年開催の大型イベント?