【出張報告】久比岐自転車道を走ろう ~ 春のりんりんスタンプラリー2022 ~

気温は高いけれど久比岐に吹く5月の風は冷たい

久比岐(くびき)自転車道魅力アップ実行委員会様 主催の、久比岐自転車道を走ろう ~ 春のりんりんスタンプラリー2022 ~を走りました。

りんりんスタンプラリーとは、2017年秋に開催された久比岐自転車道40周年記念イベントがベースとなり現在は毎年春と秋に開催されているスタンプラリー

久比岐自転車道とは、国道8号沿いの歩道(側道)と旧国鉄北陸本線の線路跡に設けられた自転車と歩行者専用道路、距離32km/獲得標高130mとほぼ平坦だが一般道路と交差する箇所もあり適宜止まったり、左右の確認が必要なため継続的な高速走行はできない。また国土交通省 北陸地方整備局 高田河川国道事務所が管理している自転車道のHPがあり、5カ所のサイクルステーション(=スタンプポイント)も紹介されている

それでは以下の通り、出張ライドとPR活動の報告をさせていただきます。

 

1.出張日時

2022年5月6日

 

2.出張先

久比岐自転車道を走ろう ~ 春のりんりんスタンプラリー2022 ~

 

3.目的

サイクリングを楽しむため

 

4.イベント内容

1)基本情報 (机上計算値)

カテゴリー  スタンプラリー

走行距離(M)  40.0 km 直江津駅→梶屋敷駅間

獲得標高(A)  186 m 久比岐自転車道+前後駅間

コース強度(Sc=A/M)  4.7 m/km

スタート時間(Ts)  10.0 時  直江津駅スタート時刻

制限時間(Tg)  15.5 時  梶屋敷駅復路時刻

チェックポイント(CP)  0.5 h  5箇所×6分

補給タイム(RE)  0.5 h 

走行ロス(LOSS)  0.5 h 信号その他

走行可能時間(Tc=Tg-Ts-CP-RE-LOSS)  4.0 h

完走可能速度(Avc=M/Tc)  10.0 km/h

ファンライド速度(Avf=M/(Tc×0.9))  11.1 km/h

  ※余裕をもった走行に必要な走力

・セグメンテーション(横軸:コース強度 / 縦軸 : 完走可能速度)

  65 : 久比岐自転車道を走ろう ~ 春のりんりんスタンプラリー2022 ~

  自転車道はあまり速度を出せないため往路は自転車、復路電車で設定

2)受付関連

HP : 毎回、事務局である上越地域振興局企画振興部(新潟県)のHP 内にキャンペーン(スタンプラリー)開催案内が掲載され、スタンプラリーの台紙(PDF)、スタンプ会場、プレゼント等が紹介される

申込方法 : 事前の申込は不要

開催期間 : 2022年4月23日~2022年6月26日

受付 : スタンプポイントでスタンプラリー台紙を入手

3)走行関連

参加者数 : 認識できたスタンプラリー参加者は1人、全体では30人くらいと遭遇

スタート方式 :自分のタイミングでスタート可能

コース案内 : 自転車道の案内はあるが、コース中にスタンプポイント(コンビニ、道の駅)への案内はないため事前確認が必要

HPのチラシ(PDF)にコースが特定できる地図が掲載されている

コース環境 :メインは自転車道

道路状況 :一部を除いて路面は良好、自転車同士が対面ですれ違うことが可能な幅員はほぼ確保されている、複数個所で国道8号を横断

信号渋滞 :無し

スタンプ獲得方法 :チェックポイントで自ら押印

4)ゴール関係

特典 : スタンプ3つ(全5箇所)でオリジナルステッカー(先着400名)

スタンプとは別に設けられているイラストパネルの5文字並べ替えで抽選商品

 

5.PR活動(ベスト着用)

体重増で袖が通らないため未着用

 

6.私走・所感

参加 : 初めて

自転車道の距離32km/獲得標高130m

服装 :  夏用長袖アンダー + 半袖ジャージ+ベスト、ビブニッカ + レギンス

信号停止回数 : 6回くらい

最長連続走行距離 : 10kmくらい(信号による停止が無かった区間)

天候 : 晴れ / 25℃(スタート時)

補給食:メイタンCCC×2

ボトル : アクエリアス×2本

久比岐自転車道自体は隣接する国道8号をほぼ毎年一回は走っているのでその存在は昔から知っていましたが、3年前の夏に白馬で自転車を楽しんだ後にもう一か所走ろうと調べていたらこちらのイベントがヒット。その時はスタンプラリーの時期が過ぎていたため「いしかわ里山里海モバイルスタンプラリー(毎年4~11月開催)」に二回目の参加。今回はGWに東北に遊びに行った帰りに参加できました。

自転車道を走る場合は一般道でのサイクリングと違い走行速度の設定を4~5km/h下げておいた方が無難なため往復ではなく行きは電車で輪行する予定で計画。当初は糸魚川駅の駐車場に入り直江津まで先に輪行する計画だったが、ホテルの出発がバタバタになり急遽直江津駅の駐車場に入るも、結局糸魚川行きの電車まで30分以上空いたため往路を自転車、復路輪行に変更。

気温はmax28℃くらいになるということで夏用長袖アンダー + 半袖ジャージで走り出すも風が冷たくてすぐにベストも着用。8か所あるトンネルも寒く、山には雪が残っている地域では瀬戸内地域の感覚では走れないなと思いました。風の抜けもよさそうだし、トンネルは涼しいだろうしむしろ夏休みの方が楽しめそうです。

今回はGW中とはいえ一般には平日となる6日(金)に走りました。なので道の駅も6~7割程度の入りでしたが、サイクリングコース全線では30名くらいのサイクリストとすれ違いました。

現在、久比岐自転車道のHP、スタンプラリーのキャンペーンには一切掲載(リンクも)されていませんが、自転車道に併走している えちごトキめき鉄道 日本海ひすいラインでは今年から自転車をそのまま列車に載せられるサイクルトレイン(一回290円)が開始(2022/4/20~11/30)されました。自転車が載せられる時間帯と区間に制約などもありますが、輪行袋への詰め込みと再組み立て時間が無くなり久比岐自転車道でのサイクリングの自由度が増します。さらに糸魚川を越えて市振駅(新潟県の西端)までサイクルトレインを利用できるということなのであの親不知子不知区間をパスすることもできます。

もしサイクルトレインを自転車道と組み合わせて紹介される場合は、糸魚川駅の駐車場と直江津駅の駐車場もパークアンドライド(サイクリング&サイクルトレイン)が出来ますよとPRされた方がいいかと思います。しまなみ海道でサイクリングを楽しまれる人の半分くらいは自家用車に自転車を積んで移動、現地で組み立てています。自転車が組み立てられるだけのスペースが確保でき長時間駐車(わざわざ走りに来る人は有料無料にはこだわらない)が可能な場所の有無がハードルとなっている残念なサイクリングコース(これまで参加した中で駐車場を紹介出来ているスタンプラリーは数件)がたくさんあります。

ちなみにスタンプラリーのチラシと同じ場所で配布されている久比岐自転車道ガイドマップで確認すると現在は長浜地下道ではなくその先の長浜中バス停横の横断歩道が自転車道になっているそうです。

 

7.添付資料

1)スタート 直江津駅

事前に入手していたスタンプラリーのチラシ

裏がスタンプ台紙になっていて、イラストパネルのおおよその位置も記載されています

ガラガラの直江津駅南口駐車場で自転車を組み立て

 

2)道の駅うみてらす名立 ホテル光鱗 17.5km

直江津駅北口に移動してスタート

市街地を抜けると

すぐに水浴場

少し上って国道8号に出れば

自転車道スタート

スタートはいかにも専用道路ですが

すぐ幅の広い普通の歩道に

ん? ブルーラインは直進のようだが、長浜地下道の上にキャラクターパネルはあるし?

抜けて反対車線の歩道に出てみるとこちら側にも看板? しかしブルーラインは無い?

踏切を渡りえちごトキめき鉄道 日本海ひすいライン横の市道?を気持ちよく走るが明らかに自転車道ではないな

国道横の歩道に戻ると、やはりこちらが正解のようです

あっトンネルです

SLが走っていたトンネルは、幅は十分あるし明るめの照明が付いています

途中、一般道路が自転車道を横切ったりしますが

迷いそうな交差部にはブルーラインが引かれています

ん? なんかある

これが文字が書かれたイラストパネルのようですが 4番? ということは見落とした?

休憩所が設けられたりもしています

一か所だけ開放的なトンネル

中には国道横の歩道ではなく

かなり山側に誘導される個所があり

市道横に自転車道が設けられたりしています

自転車道12km地点で国道を渡れば

道の駅 うみてらす名立に到着

サイクルラックがあります

スタンプは海側にある宿泊施設の

中に設けられています

 

3)セブンイレブン上越名立店 18.0km

道の駅 名立とセブンイレブンは交差点と川を挟んで対面しています

ここのセブンイレブンは上越から糸魚川方向にバイクや自動車で走る時に使用する率が3割くらいあります

 

4)セブンイレブン道の駅マリンドリーム能生店 28.0km

少し山側の自転車道に戻ると

イラストパネル3番 なので5番を見落とし確定です

糸魚川に入りました

おもむろに停車して記念写真

自転車と一緒に撮るのは初めてですが、この「出光の看板とオートバイ(ここ数年は車)」の記念写真を撮り続けてかれこれ20年以上になります

8か所あるトンネルのうち一つだけ中央にポールが立っています(左側は歩道)

国道を越える橋が見えてきました

橋を渡ると道の駅 マリンドーム能生に到着

こちらのセブンイレブンは施設の建物内にあるため24時間営業店舗ではありません

 

5)セブンイレブン糸魚川能生鬼伏店 35.0km

白山トンネルは結構長い

能生の街を抜けるとき

何度か自転車道が市道を横断します

能生川、雪を被った左奥の山は妙高山でしょうか?

直江津→糸魚川へと走るとき唯一わかりづらいスタンプポイント(右下に下る)

セブンイレブン糸魚川能生鬼伏店到着

 

6)ローソン糸魚川中宿店 39.0km

見通しがよい場所ではそれなりのスピードを出せます

最後の国道横断です

堤防と

家屋の間に自転車道が設けられており

自転車道の終点、中宿駐輪場に到着

すぐ横にスタンプポイントのローソン糸魚川中宿店

 

5)ゴール 梶屋敷駅 40.0km

結局、2番と5番のイラストパネルを見落としたので賞品応募がかなわず、オリジナルステッカー引換所(糸魚川駅アルプス口観光案内所)にも行くことをあきらめて

二つ手前の梶屋敷駅(無人駅)でゴール

ちなみに泊(富山県)発直江津行き一両編成の電車は満員で座れませんでした

あと輪行袋に詰めて梶屋敷の駅舎に入ると、サイクルトレインの案内冊子が・・・

同じように輪行袋に自転車を詰めた人が他にも2名乗車されていました

 

PRキャラクターの 久比岐 凛(くびき りん)ちゃん

 

以上です。

 

次回の出張報告は、スタンプラリー? それとも・・・