加茂川右岸の市街地、特にJR伊予西条駅より東の方でポタリングしていると、赤い大きな門型のクレーン(ゴライアスクレーン)がよく目に入ります。
そしてJRの線路を越えて産業道路(県道13号)辺りを走っていると、ゴライアスクレーンの周りに多数のジブクレーンが見えます。
隣町は造船業が盛んで、しまなみを走っていても建造中の大きな船を見ることが出来ますが、西条市の市街地を流れる渦井川河口の左岸と右岸にもかなり大きな造船所があります。
造船会社のHPによると、渦井川の河口にある左右の工場を足した敷地面積が、 この会社の他の地域(愛媛、香川、広島、山口の工場)にある11もの工場の合計面積と同じだそうです。※2016年7月 HP 掲載値より
市内のいろいろな所からその姿を見ることができるゴライアスクレーンですが、造船所に近づくとその大きを感じます。
高さは90mもあるそうで、27~28階建マンション(西条にそんな高いマンションはありませんが)に相当します。
高さが90mということは、その長さは確実に100mを超えているはずで・・・
県内の他の造船所にゴライアスクレーンは有りませんが、他県の大きな造船所だと使われているようです。ただ造船所のレイアウトの関係からか、ゴライアスクレーンにここまで近づくことが出来るのは、この造船所くらいではないでしょうか。
※ この造船所でも作業中は海の方に移動していることが多いようです
その大きさから加茂川左岸からだけでなく
10km離れた海岸からでもクレーンを確認できます。