隣の町との境界になっているダムがあります。
西条からそのダムへ向かう道の入口は、椎ノ木越(今カン)の途中にあります。
左折して一車線の細い道を少し上るとため池があり、一旦道は平坦になりますが結構砂が浮いています。
ため池を過ぎると再び道は上りになりますが、苔むした一車線の道を何度かグレーチングが横切ります。グレーチングは道に対して斜めに配置されているため、タイヤと正対せず助かります。
きつい勾配の道を何度か折り返すと、周りが開けてきて路面状態がよくなります。
勾配は平均すると8%程度、最大瞬間勾配で12% の上りが約2km続きます。
峠までほとんど景色は望めませんが、
峠で立ち止まり振り向くと海が、燧灘が見えます。
峠を下ると黒谷の集落に下りてきます。
そして集落を過ぎるとやっとダムが見えてきます。
このダムの右岸が隣町になりますが、堤体の真ん中あたりが市境です。なお境界は少し変則的で、ダムの周囲3/4が西条市になります。
堤体の下には緑水公園が設けられ、遠くには海も見えます。
ダムの3/4は西条市なのですが、ダムの名前は朝倉ダムで、隣町の名前が付いています。これは、このダムが隣町の農業用水を貯めるために作られたダムだからです。朝倉側からダムに至る道は、1.5~2車線の広めの道が整備されています。
西条市から朝倉ダムへの上りは、西条市の中では少し長めの激坂になるため、キツメのサイクリングイベント前のトレーニングとして年に数回程度走ります。
なお黒谷側から軽トラが下りてくることがあるので、キープレフトを意識しながら上ってください。
ダム上流の黒谷公園(西条市)でリフレッシュ(Toilet)出来ます。