全く雨に降られなかったサイクリング屋久島
お疲れ様です。
2024サイクリング屋久島 の開催に感謝。
主催していただいた サイクリング屋久島実行委員会 様およびボランティアスタッフの方々、並びに沿道にて応援いただいた多くの皆様方ありがとうございました。楽しい一日を過ごせました。
それでは以下の通り、出張ライドの報告をさせていただきます。
1.出張日時
2024年2月18日
2月17~20日 屋久島町のホテル 宿泊
2.出張先
屋久島世界自然遺産登録30周年記念大会 2024サイクリング屋久島
島一周100kmの部 に参加
3.目的
サイクリングイベントを楽しむため
4.イベント内容
1)基本情報 (机上計算値)
カテゴリー サイクリング
走行距離(M) 98.0 km(Garmin Connect 実走値)
獲得標高(A) 1430 m(Garmin Connect 実走値)
※通常は採用しないが乖離が大きかったので実走値を採用
コース強度(Sc=A/M) 14.6 m/km
スタート時間(Ts) 7.5 時
制限時間(Tg) 16.5 時
エイドステーション(AS) 1.0 h (4か所×15分)
走行ロス(LOSS) 0.5 h スタート、信号他
走行可能時間(Tc=Tg-Ts-SP-RE-LOSS) 7.5 h
完走可能速度(Avc=M/Tc) 12.9 km/h
ファンライド速度(Avf=M/(Tc×0.9)) 14.3 km/h
※余裕をもった走行に必要な走力
セグメンテーション(強度比較分類)
82 : 2024サイクリング屋久島(島一周100km )
サイクリングとしては高い強度だが走行時間は十分確保されている
2)受付関連
・HP: イベント専用のHPが開設され、大会概要、コースガイドに加えて参加ガイドが掲載されている。また離島のイベントらしく自転車配送(会場受け取り)の案内がある
・申込方法 : SPORTS ENTRY
・受付期間 : 2023年9月16日 ~ 2024年1月22日(当初の受付は1/16まで)
・駐車場 : 無料(尾之間の屋久島町役場出張所)
島内バス路線を走る無料シャトルバス(早朝・夕方・夜)あり
・受付 : 当日(5:30~6:30)
・ゼッケン:ジャージ背面 247×181
3)走行関連
・天候 : 晴れ / 15℃(スタート時)
・申し込み: 島一周100km 出走120人/募集 明示無し
・スタート方式 : ナンバーカード番号順 10人 / 1分間隔 (予定でした)
・走行管理 : 最先導 自動車、20~30人に1台の巡回サポートバイク
・コース案内 : ボランティアスタッフによる案内
・コース環境 :全線海岸線だが前半は若干内陸
・道路状況 :島の西側はほとんど車は走っていない
・信号渋滞 :無し
・AS間距離 : 4箇所 98.0/(4+1)=19.6km
・AS特色 :各ASとも特産品が用意されている
・ASチェック方法 :第一AS以外はヘルメットシールのQRコード読み取り
・関門の有無 :第三、第四ASに関門あり
・トイレ渋滞 :無し
4)ゴール関係
・完走証 :屋久杉製の楯
5.PR活動(ベスト着用)
・体重増で袖が通らないため未着用
6.私走・所感
・参加 : 初めて参加
・服装 : 長袖ドライレイヤー+ 長袖アンダー+長袖ジャージ+ビブニッカ+スポーツタイツ
・信号停止回数 : 6回くらい
・補給食、サプリメント : 塩黒糖
・ボトル : 500ml×2本分
・二週間前から雨の天気予報が続いていたため雨天走行仕様の装備を会場に発送しましたが、五日前くらいから曇り時々雨に変わり、最終的には全く雨に降られることなく屋久島を楽しめました。
・ずっと平坦だったり、長い上りがあったりするコースより、短めの上り下りが続くようなコースが好みなので、屋久島は好きな部類のコースでした。全体的に路面状況は良く、車が走っていても5台とは続かないし、超激坂も無いし、雨にさえ降られなければ楽しいライドになります。
・とにかく応援がすごい。そしてこれでもかというくらい提供されるエイド、さらにアルコールもふるまわれる後夜祭が無料。島の方々の熱量を感じられるイベントでした。
・イベント参加申し込みと同時に、楽天で福岡⇔屋久島(航空券)の宿泊パックツアーを予約するも条件付き運航便となったためキャンセル。鹿児島⇔屋久島間の高速船に変更したが、前日の会場までの移動に10時間掛かることに。それならとイベント翌日(19日)にも宿泊を追加してトレッキングを楽しみましたが、途中から雨に降られてゴアテックスシューズの中まで浸かることに、サイクリングより疲れました。
7.添付資料
1) 事前受領資料
2月初めに案内書を受け取りました
参加通知書、参加案内、無料シャトルバス時刻表/佐川急便特別輸送のお知らせ
自宅⇔佐川急便 鹿児島営業所⇔屋久島(会場)の特別輸送(自宅・鹿児島間はシクロエクスプレス)を利用すると、自宅⇔ホテル配送に比べ約4000円割安(離島割増の半額)
2) 前日自転車受け取り
当日の朝でも自転車を受け取り組み立てるだけの時間はありますが、イベントの翌日に観光するためレンタカーを借りたので前日に会場入りして自転車を組み立てました
3) スタートまで
ホテルの朝食はお弁当にしてもらい早朝にホテルをチェックアウトしてレンタカーで会場入り、受付でゼッケン&ヘルメットシール(QRコード付)をいただく
お土産(水が黄色のはクエン酸を入れたため)
開会式
なおチューブはラテックスのため、また空気を入れなおしました
4) 安房AS (15km)まで
事前に受け取っていた案内では番号順に10人づつのスタートでしたが、参加人数が少ない?ということで番号関係なく140人が一斉にスタート
混乱するのではないかと思いましたが、緩やかな上りも手伝い皆さんそれなりに距離を取ってスロースタート。沿道には早朝にもかかわらず多くの応援が
ちなみに正面の荒々しい岩山はモッチョム岳です
車の通行量が少ないこと&アップダウンが連続していることで集団がバラけるため、140人が一斉にスタートしても問題が起きないようです
安房AS到着
お茶とよもぎが練り込まれたかからん団子?とタンカン
5) 宮之浦AS (34km)まで
車の状況や赤信号を確認しているスタッフの指示のもと再スタート
交差点や横断歩道にはスタッフが立たれています
やっと海が見えてきました
宮之浦AS到着
エイドは基本的に食べ放題です
らっきょと卵スープ
6) 永田AS (58km)まで (開設10:30/関門12:30)
再スタートは3分と待ちません
駐車場の出入り口にもボランティアスタッフが立たれています
このあたりから本格的な上りが始まります
明るい海の色
東シナ海
を見ながらのサイクリング
前を走るカッコいいロードバイクのホイールはマヴィックの COSMIC SLR 45 DISC SMU 日本限定モデルでしょうか?
永田AS到着
朝ガッツリお弁当を食べたので少なめにしてもらった昼食
7) 栗生AS (82km)まで (開設12:30/関門15:30)
スタッフはスクーター等でサポートしてくれています
上りでは電チャリに敵いません、前を行くロードバイクもあっさりと抜かれます
西部林道の通行止め区間(工事中)に入ります
最大瞬間勾配は11%ってところでしょうか
何度か切通しを抜けます
苔むした大きな岩
昨年の大雨で橋が流失、このイベントに間に合わせて通れるまで復旧されましたが工事中なので歩いて渡ります
確かに大雨になると大量の水が押し寄せそうな場所です
林道の通行止め区間を抜けました
火山島の口永良部島
絶景の下り
景勝地の大川(おおこ)の滝へと寄り道に案内されます
栗生AS到着
人手がかかりかつ参加者を待たせることが多くなりがちなAS通過確認という作業を、ヘルメットシールに印刷されているQRコードをリーダー(スマホ)で読み取り
なおQRコード付きナンバーカードは「photolyst.com」を利用して作成し、合わせて各ASの通過集計&ゴール時間計測もされていたようです
こちらのASには永田ASからスタートした50kmコースの方もよられるため、カレー&かき揚げ、サバ節もろもろ
8) 尾之間 ゴール (97km)まで
第四AS以降、結構な向かい風となりなかなか速度が上がりません
月に35日雨が降るといわれる屋久島、最後まで晴れました
ゴール
屋久杉製の完走楯
9) 後夜祭
ゴール後、自転車をばらして箱詰め、発送の手配を完了。後夜祭開催まで2時間近く時間があるので、会場近くのホテルにチェックイン。汗を流してから歩いて開会式のあったすこやかふれあいセンターに
飲食無料の後夜祭(17~19時)はアルコールも提供されています
さらに後援企業様から提供された商品が参加者の数を上回るという異常な状態となったため全員がなにかしらお土産を頂きました。
後夜祭終了後は無料送迎バスでホテルまで戻りました
ほんとうに至れり尽くせりのサイクリングイベントでした
10) 移動
伊予西条⇔鹿児島中央駅間はJRで、鹿児島本港(南埠頭)⇔屋久島(宮之浦)間は高速船で移動。島内の移動はレンタカーを利用しましたが、安いレンタカーを利用するため宮之浦港⇔安房港間をバスで移動(ルートの前日確認の意味もあって)。
輪行は自宅⇔佐川急便 鹿児島営業所⇔屋久島(会場)の特別輸送(自宅・鹿児島間はシクロエクスプレス)を利用しましたが、鹿児島営業所に2/11~13必着(イベント5日前)のため安全を見て自宅からは2/8に発送。
なお輪行箱は尾之間の屋久島町役場出張所に配送されているため
こちらで受け取って組み立て、すぐそばの会場に持ち込みました。
なお1月に参加した沖縄のイベントで復路搬送時にディレイラーハンガーが曲がったため、外洋を船で運搬されるこの屋久島への発送にあたってはリアディレイラーは外しておきました。
以上です。
次回の出張報告は、ボッチライド ?