菜の花満開ライド
お疲れ様です。
Station Ride in 南房総2024 の開催に感謝。
主催していただいた Station Ride in南房総実行委員会 様およびスタッフの皆様ありがとうございました。楽しい一日を過ごせました。
それでは以下の通り、出張ライドの報告をさせていただきます。
1.出張日時
2024年3月2日
3月1~3日 館山市のホテル 宿泊
3月3~4日 東京都内のホテル 宿泊
2.出張先
~RIDE and FUN~ Station Ride in 南房総2024 produced by BiCYCLECLUB
スタンダードコース120km(フリー走行) に参加
3.目的
サイクリングイベントを楽しむため
4.イベント内容
1)基本情報 (机上計算値)
カテゴリー サイクリング
走行距離(M) 125.5 km(公式 Ride with GPS値)
獲得標高(A) 1225.0 m(公式 Ride with GPS値)
コース強度(Sc=A/M) 9.8 m/km
スタート時間(Ts) 9.0 時
制限時間(Tg) 18.0 時
エイドステーション(AS) 1.0 h (7か所×8分)
走行ロス(LOSS) 1.0 h スタート、信号他
走行可能時間(Tc=Tg-Ts-SP-RE-LOSS) 7.0 h
完走可能速度(Avc=M/Tc) 17.9 km/h
ファンライド速度(Avf=M/(Tc×0.9)) 19.9 km/h
※余裕をもった走行に必要な走力
セグメンテーション(強度比較分類)
83 : Station Ride in 南房総2024(120km )
強度はそれなりだが走行時間は少しタイト
2)受付関連
・HP: イベント専用のHPが開設され、大会概要、コース概要、アクセス(駐車場)が掲載されているが、受付時間・スタート/ゴール時間やエイド個所数などの情報は無し
※2/22 受付・スタート時間がHPに掲載される
・申込方法 : SPORTS ENTRY
・受付期間 : 2024年1月6日 ~ 2024年2月26日(当初の受付は2/20まで)
・トレイン : イベント用に運行されるB.B.BASEの運行時刻は1月22日にJR東日本のHPで公開
B.B.BASEの切符は2月2日10時以降、JRのみどりの窓口あるいはえきねっとでの購入となるため、イベント申し込みと切符の確保を一度で済ますことはできません
・駐車場 : 無料
・受付 : 当日(7:30~8:30)
・ゼッケン:ジャージ背面 247×181
3)走行関連
・天候 : 曇り / 7℃(スタート時)
・申し込み: 120km 申込
SPORTS ENTRYには「定員250人(80km+120km)」 と 「定員105人(80km),60人(120km)」 の二つが並記されている
一方、専用HPでは定員250人(80km+120km) とされている
※最終的な申込み者は80kmが約100人、120kmが約60人だった模様
・スタート方式 : フリー走行が並んだ順で先行スタートしたが120kmと80kmの区別なし
・走行管理 : ガイドライダーのみ
・コース案内 : 案内なし
・コース環境 :前半山、後半海岸線
・道路状況 :一部を除いて車はそれなりに走っている
・信号渋滞 :無し
・AS間距離 : 7箇所 125.5/(7+1)=15.6km
・AS特色 :各ASとも特産品が用意されている
・ASチェック方法 :和田浦WA・O、ふれあいショップ平砂浦で申告チェック
・関門の有無 :ちくら潮風王国15時
・トイレ渋滞 :無し
4)ゴール関係
・完走証 :無し
5.PR活動(ベスト着用)
・体重増で袖が通らないため未着用
6.私走・所感
・参加 : 初めて参加
・服装 : ドライナミックメッシュレイヤー(七分丈)+ 冬用長袖アンダー+長袖ジャージ+ビブニッカ+冬用スポーツタイツ、ウインドブレーカー、冬用グローブ、シューズカバー
・信号停止回数 : 15回くらい
・補給食、サプリメント : メイタンCCC×2
※長らく愛用していたメイタン(生産撤退)も残り数本になりました
・ボトル : 500ml×1本分
・愛媛県松山市では朝方に雪が降ったとのニュース。一方南房総では走り出すまでは若干寒かったが、前半向かい風が強かったくらいですみました。加えて内陸部では厳しい上りに痛めつけられましたが、後半は海岸線に出て太平洋を見ながらの楽しいライドとなりました。
・メイン主催者が東日本旅客鉄道(株)なこともあり、基本はB.B.BASE(サイクルトレイン)利用&ガイドライダー帯同で楽しむグループライドイベントのようです。帯同ライダーが先導することが前提となっているため、前半の複雑なコースでも曲がり角等の案内は全くありません。
・コースマップは事前に提示されていますが、120kmという距離を走るイベントなのに、SPORTS ENTRY、専用HPとも受付時間やスタート時間が募集終了直前(2月22日)まで提示されませんでした。朝は何時に起きて出発する必要があるのか、フリー走行だとどれくらいのペースで走れば完走できるのかといった疑問が解決できないため、80Kmと120kmどちらのコースを申し込もうか悩みました。サイクルトレインにも乗ってみたかったのですが、わざわざ飛行機のチケットを取り、自転車の宅配便を利用するため80kmではなく120km(現地集合)&フリー走行で申し込みました。
・募集終了前日にメール連絡でイベント終了時刻(この情報により完走に必要な走力が確定)の連絡を受けましたが、結局HPでは最後まで公開されませんでした。まあB.B.BASEの帰りの時間(17:45)が明らかとなっているため、17:00 or 17:30あたりであろうことは推測できましたが、まさか日が沈んだ18:00だとは。※80km最終組は17時までにゴールされていたと思います
17:40頃のホテル近くの海岸からの写真
・自分は利用しませんでしたが、B.B.BASEの申し込みをえきねっと(JR東日本)で行えば指定券の残り状況(〇 or △)が一応確認できます。指定券確保→イベント申し込みの順番で行えば、イベントに申し込んだ後でB.B.BASEの座席を確保できず頭を抱えてしまうようなことにはならないと思います。ということで指定券が申し込めるイベント一ヶ月前の2月2日までにイベントを申し込むにはハードルが存在します。※B.B.BASEの座席は指定申込者分は確保されますとの記載や、座席の埋まり具合の情報提供(Facebook等)でもあれば悩まずに済むのですが
・遠方から参加する人にとって、開催一ヶ月前になって手配する航空券や宿泊費は二か月前の手配時より割高になります。いろいろとシステム上のハードルはあるのでしょうが、サイクリングコースとしては素晴らしい南房総なのにイベント会場までのアプローチの予約がネックとなり、イベントのターゲットを自ずと狭めてしまっていることは残念です。
・一週間前のメールの注意事項/ルールにおいて「エイドステーションは記載の時間オープンしております」と記載されていましたが、肝心のエイドステーションの場所とオープン時間は前日にメール案内されました。なぜ同時に発信されなかったのか不思議です。
・初めて開催されるイベントでもないのに、一般的なサイクリングイベントであれば普通記載されている情報が募集時に提示されていなかったり、混乱なく走行できるよう走るコースごとにまとめたうえでスタートさせるといった最低限のお約束が行われない不思議なイベントでした。そのため60人しか参加していない120kmコースを走る人の間に80kmコースの人が多数混ざりバラバラに走ることとなり、ナビにコースを登録していない人は一人心細く走っていたのでないかと思います。
・激坂が恐ろしく遅いこともありフリー走行で申し込んだためボッチライドを覚悟していましたが、第二ASを再スタートしたあとの二段階右折の交差点停止時、ナビにコースを登録していない方から道案内してもらいたいとの申し出を受け、写真はボッチライドになっていますが二人で走ることになりASなどで寂しい思いをしなくて済みました、ありがとうございました。
・ホテルとの往復も加えると6年振りの130km越え。上りが前半に集中していたこともあり、後半になるにつれ足がよく回っていたのはペース配分とエネルギー補給(第六ASでメイタン✕2本投入)が上手く行ったことに加えて、お高いホイールを使った影響が大きい。これで体重を減らせば160km クラスのイベントも大丈夫かな?
7.添付資料
1) 事前受領資料
・2月25日 スタート・ゴール会場、スケジュールが記載されたメールを受け取る
・3月1日 参加者チェック場所&提供物引き換え場所が記載されたメールを受け取る
前泊している館山市のホテルで送られてきたメールを見て、慌ててナビにASの場所も登録(ノートPCを持参していなかったら出来なかった)、道の駅に着いて右往左往するようなことなく済みました。
2) スタートまで
ホテルから自走して7時50分頃に会場入りすると駐車場はほぼ満車
受付で名前を言って背中につけるゼッケンとASの引換え券、ノベルティを頂く
番号ゼッケンなら二か所のAS通過チェックもスムーズに行えるのに手書きで記名するタイプ(コストダウンできるので手書き自体はウエルカム)
スタートセレモニー
3) 道の駅 三芳村・鄙の里AS (10.9km)まで
8:45頃、JR館山駅の駅長さんの出発進行でフリー走行の人からスタート
まずは内房なぎさラインを北に向けて走りだす
ルートとしては交差点を右折しますが、スタート直後で車列が長いため
交差点内で二段階右折するのではなく、一旦左折した先の港まで走りぐるりと向きを変えます(安全対策が施された正式ルート)
その後、国道127号の交差点でも二段階右折
今度は南下します
で左折して県道296号に入るとちょっと道が狭い
ほどなく最初のASに到着
奥の方の駐車場で提供されたのは
びわサイダーとみかんドーナツ [AS提供時間 9:30~11:00]
※時間制約があるため、フリー走行者が走る余裕を確保するためスタートセレモニーを待たずに走り出すと楽しめません
4) 道の駅 富楽里とみやまAS (22.4km)まで
ASを再スタートすると120kmと80kmはルートが別れるため、ここからボッチライドになります
このイベントでは右左折の案内はありません。青い矢印があるところや
ASが開設される道の駅への案内板があるところはいいのですが
二段階右折が必要な大きな交差点などはナビが無いと通り過ぎる恐れがあります
さらに第2AS以降、大型の道の駅の駅などでは
AS開設位置を知らせる旗などは立てられておらず
ロードバイクを見つけるまで不安になります
このような人の出入りが多い道の駅で高額なロードバイクを仮置きしてAS提供物を探しに行くとき不安を覚えます
ここでは二階に上がってつみれ汁 [AS提供時間 10:00~11:30]
5) HEGURI HUB AS (44.2km)まで
トンネルが何箇所かあるのでスタート時からライトオンしておく必要があります
高速の出入り口となる大きな交差点を二段階右折して
県道184号を東へ、この先から本格的な上りが始まりますが
路面に矢印はなく、ダムの看板を見過ごして県道を進むとミスコースします
しっかり上りです
佐久間ダム湖に出てきて一息つく間もなく
すぐ激坂(最大瞬間勾配 13%くらい)に突入
ヒイヒイ言いながら上りきり下りになるも
県道34号につきあたり
また上りになります
これをなんとかこなして長めの下りを堪能したら右折
県道88号が1.5 車線道路になるあたりで大型ダンプ!
さらに激坂(左勾配は広角撮影で誇張されています)を上っていると
追いダンプ
白石峠を越えるまでに計4台の大型ダンプとすれ違いました
どうやらこの左から出てきていたようで
その後は片側1車線の綺麗な道路を下り
県道89号へと右折すると
ASのはずですが・・・・・・・・
奥の奥に自転車、これはわかりません
ハンバーグドッグ [AS提供時間 11:30~13:00]
6) 道の駅 鴨川オーシャンパークAS (64.5km)まで
ここまでに3つの上りをこなしましたが
あと3つ残っています
うん?
上りは上りですが激坂ではありません
下りは右に左にカーブしています
国道410号に入りましたが、すぐに右折して県道89号の上りに入ります
バイク以外に車が何台も止まっている高評価のラーメン屋さんのようです
さすがに千葉県だと1.5車線道路でも普通に対向車が来るので要注意
最後の上り区間も激坂ではありませんでした
「段差あり」の看板で速度を落としましたが思っていた以上の段差でした
やっと国道128号との交差点までたどり着きました
スルーして県道247号に、外房に出ました
海が見えるマンションといったところでしょうか?
先ほどの国道128号に合流します
道の駅まで2kmの看板が出てきました
しかし道の駅の正面ではなく裏にASが開設されているので
一つ先の小さな看板で左折
知らないとたどり着けません
風があるので海は少し荒れています
ひだまり [AS提供時間 13:00~14:30]
7) 道の駅 和田浦WA・O!AS (70.6km)まで
とはいえ午前中より風が弱くなっています
南房総市に入ります
次のASは反対車線側にある道の駅になります
WA・O! 体長26mのシロナガスクジラの標本(レプリカ)です
らっかせいソフトクリームとクジラ肉まん [AS提供時間 11:00~15:00]
※80kmコースだと第二AS
8) ちくら潮風王国AS(89.6km)まで
このあたりは車の往来が多いので、道の駅から出るときは先ほどの入り口ではなく信号(国道には道の駅の案内看板なし)を押して渡ります
このあたりから国道より海側に自転車道があるので
写真を撮るついでに入ってみましたが
路面が荒れているようなので
国道に戻ります
左折して
県道297号 房総フラワーラインにin
この小さな看板では気づきませんでしたが
外房に出たところから太平洋岸自転車道(ナショナルサイクルルート)でした
※先ほどの斜張橋(和田サーフ橋)からの荒れた路面の自転車道もナショナルサイクルルートのようです
このASでは
ボリューミーなひじきコロッケバーガー [AS提供時間 12:00~15:30]
さすがに全部は食べられず半分はバックポケットに
9) ふれあいショップ平砂浦AS (105.0km)まで
堤防アートがあちこちに
奥の方に野島埼灯台
飛砂ありの看板
想像以上の飛砂です
日が傾き始めました
短いトンネルを抜けると
最後のASです
お腹はパンパンですが、その場でイチから湯がいた
ミニラーメン [AS提供時間 12:00~16:00]
10) 北条海岸 ゴール (125.5km)まで
左隅に微かに映っている島。野島崎あたりから見えており結構大きな島だけど房総沖に島なんてなかったよな? と後から確認すると大島だったんですね
後半海岸線に出てからのアップダウンは好みの勾配&距離なので、アプローチ速度を上げて勢いだけで上ります。自分でペースを上げ下げできるフリー走行だから自分にとって楽な走り方を選択。
洲埼灯台まで来ましたので
内房に入ります
残り10km
ガイドライダーが前後に付いた80kmの最終組のようです
影が長くなりました
房総フラワーラインの起点となる交差点を左折すれば
内房なぎさラインに入り
ゴールです
受付にゴールしたことを告げたら
サルビアコーヒー [AS提供時間 12:30~17:30]
11) 移動
今回の移動は西条からJRで松山へ、松山からは飛行機で羽田へ移動。羽田→館山はアクアラインを通るリムジンバスを利用しました。
輪行方法として館山のホテルまでシクロエクスプレスを利用しましたが、館山市では大きな輪行箱をスムーズに受発送して頂けそうな宿泊施設(ロビーorバックヤードに十分な広さが必要)が限られていたため、ホテル選びはほぼ一択でした。
以上です。
次回の出張報告は、またまたボッチライド ?