【出張報告】アルプスあづみのセンチュリーライド 2024

写真では伝わらない絶景ライド!!!

お疲れ様です。

アルプスあづみのセンチュリーライド2024  の開催に感謝。

主催していただいた アルプスあづみのセンチュリーライド実行委員会  様およびボランティアスタッフの方々、ガードマンの皆さん、そして一人ひとりにエールを送ってくれた悪魔おじさん ありがとうございました。楽しい一日を過ごせました。

それでは以下の通り、出張ライドの報告をさせていただきます。

 

1.出張日時

 2024年4月21日

 4月20~22日 松本市のホテル 宿泊

 

2.出張先

 アルプスあづみのセンチュリーライド2024【桜】160kmに参加

 

3.目的

 サイクリングイベントを楽しむため

 

4.イベント内容

1)基本情報 (机上計算値) 

カテゴリー サイクリング

走行距離(M) 154.4 km(公式 Ride with GPS値)

獲得標高(A) 1360 m(Garmin Connect 実走値)

※実走値が300m以上低かったため使用

コース強度(Sc=A/M) 8.8 m/km

スタート時間(Ts) 6.5 時(6:00/6:20/6:40/7:00 4組に分かれている)

制限時間(Tg) 17.0 時

エイドステーション(AS) 1.5 h  (6か所×15分)

走行ロス(LOSS) 1.0 h スタート、信号他

走行可能時間(Tc=Tg-Ts-SP-RE-LOSS) 8.0 h

完走可能速度(Avc=M/Tc) 19.3 km/h

ファンライド速度(Avf=M/(Tc×0.9)) 21.4 km/h

 ※余裕をもった走行に必要な走力

セグメンテーション(強度比較分類)

    85 : アルプスあづみのセンチュリーライド2024【桜】160km

    強度はそれなりだが走行時間はスタート順によってはタイト

2)受付関連

・HP: イベント専用のHPが開設され、大会概要、参加案内、車検証、ルート、スケジュールが掲載されている。

イベント一ヶ月前(3/20)からHPに参加案内、安全走行の手引き、車検証、走行注意箇所、16時着のタイムテーブル、誓約事項が掲載され各自でダウンロードする形式。

なお4月10日に参加案内はがき(前日受付時必要)を送付されたとの情報を掲載。

・申込/受付期間

 ROUNNET / 2024年1月20日 ~ 2024年3月20日

 SPORTS ENTRY / 2024年2月5日 ~ 2024年3月20日

・往路サイクリング&復路トレイン/受付期間

 日本の旅、鉄道の旅 / 2024年2月13日 ~ 2024年4月11日 ※中止になった模様

・駐車場 : 無料

・受付 : 前日(10:00~17:00)、当日(5:00~ 有料)

・ゼッケン:ヘルメットシール、ジャージ背面

・荷物預かり:5:00~6:50

3)走行関連

・天候 : 曇り / 12℃(スタート時)

・申し込み:  申込 1000人?/募集 1500人(160km)

 1~3組400人、4組300人の定員1500人に対して、1組は1450番のゼッケンが新聞に載っていたが2組以降は2250番台付近までしか見かけておらずmax1000人程度ではないかと思われます。なお新聞によると120km(定員500人)と合わせて1100人が参加したとのこと。

・スタート方式 : 並んだ順 4人 / 10秒間隔

 なお申し込み時にスタートする組(20分間隔)を選択

・走行管理 : セイフティライダー

・コース案内 : 看板、ボランティアスタッフ

・コース環境 :ほぼ上り基調か下り基調で平坦が続くことはほぼない

・道路状況 :国道と午後の観光地道路を除いて車は余り走っていない

・信号渋滞 :間隔が短い複数の交差点で2~3回待ちが発生

・AS間距離 : 6箇所  154.4/(6+1)=22.1km

・AS特色 :各ASとも特産品が用意されている

・ASチェック方法 :チェックなし

・関門の有無 :各ASで関門あり

・トイレ渋滞 :5~10名程度(ほぼ全てのAS)

4)ゴール関係

・完走証  :なし

 

5.PR活動(ベスト着用)

・体重増で袖が通らないため未着用

 

6.私走・所感

・参加 : 初めて参加

・服装 : ドライレイヤー+ 長袖アンダー+半袖ジャージ+ビブニッカ+スポーツタイツ

・信号停止回数 : 15回以上

・補給食 : Mag-on、KODA、amino VITAL パーフェクトエネルギー

 ※加齢によりエイド食を大量に消化する胃力がなくあえてジェルでも補給

・ボトル : 500ml×glicoCCD1本分、500ml水×3本分

・安全に配慮され可能な限り車の通行量が多い道を外すようにコースを設定したうえでこれでもかの絶景桜ライドでした。

・長野の桜がこんなに遅い時期に咲くとは知らず、少し残っている程度だろうと当初は5月の方に参加する予定でしたが、そうなると5月の別のイベントと二週続けての参加になるため7年振りの150km超ライドには厳しい、ということで4月参加に変更して正解でした。

・大型イベントにもかかわらず、発送物を極力減らしたり、安全対策動画による安全確保等を行うことで運営コストの低減を図る一方で、適切な距離で設けられたエイドとその内容の充実、さらにスタートをうまくコントロールすることでエイドの配給列が不要に長くなることが抑えられており快適に過ごせました。とはいえ参加人数自体は多いためエイドの男子トイレは常に列ができており、また短い信号機の交差点では2~3回待ちがあったりしますが、10分待ち、20分待ちといったイライラするような信号渋滞が発生するような混乱はありませんでした。

・コースに平坦はほぼありませんが、激坂の方も二か所くらいしかなく、キツイ上りで5~6%、あとは1~3%程度の緩やかな上りと下りといった感じでシーズン初めのロングライドとしては足にやさしいイベントかと思います。

・コースの案内は基本的に看板で行われていますが

通行量や場所に合わせて使い分けられ

必要なら文字看板で伝えています(声では一瞬で通り過ぎる自転車には伝わらない)

・一点、右折する交差点の中には一旦左折したうえでUターンして信号待ちの列を作らざるをえない交差点が数か所ありましたが、不慣れな方が列の長さに戸惑い左折してすぐ立ち止まってしまい後続車が落車することがありました。3名による二段階右折のケースを安全対策動画ではアップされていましたが、現実にありうる20名以上の長い列が発生するようなケースでの適当な行動についてもアップしていただければリスクが減らせるかと思いました。

・参加にあたり参考としたブログの中に160kmではなく、わざわざ120kmを選択された方のブログがありましたが、確かに最後のASから県道25号まで上るのはよしとして、そのあと車の通行量も多くなった県道を走ったりする残り15kmには、アドレナリンが出ているスタート直後のような興奮も、松川大橋から白馬大橋までのような感動もないし、疲れたなか車に注意しながら走る必要があるため、次回参加するとしたら120kmを選択するかもしれません。あーそうするとホテルから自走で会場入り出来ないから一時間くらい早起きする必要があるのは悩ましい。

・受け付時に必要となる参加証の記載はわかりやすく、自転車検査証に対する防備録の意味もあるが、発送が遅いためく遠方からサイクルツーリズム的にイベントの何日も前から自宅を出る人(今回自分は4日前)にとってはちょっとバタバタ。4月後半の長野が写真を撮りたくなる風景に溢れていることを知ったのでもう二、三日撮影日を設けたいくらい。あるいは参加証メール送付を選べたりすればどこでも受け取れるので助かります。

 

7.添付資料

1) 事前受領資料

参加書のハガキ、表面にナンバー、参加クラス、スタート時刻が明記

HPからダウンロードした自転車検査証には要ショップの印(手書き不可) 

2) 前日受付

ホテルにチェックインして自転車を組み立て、会場となる梓水苑に自走して受付

マビックカーがスタンバイ

ゼッケン&安全ピンとヘルメットシール、エイド間距離と関門時刻が記載されたカード

記念のタオル

3) 当日スタートまで

ホテルから自走で会場入りるすると、封鎖された公道に6:00スタートの1組が整列中

6:20スタートの2組は駐車場横の通路に二列並びでスタンバイ(3、4組は整列前)

4) 穂高AS (23km)まで / 関門08:30

4人づつ10秒間隔でスタート

スタートから1%程度の上り基調です

雨粒が落ちて来ました。交差点等にガードマンは配置されていないため止まれでは必ず全員が止まって左右確認をしてから走り出します。

ひたすら山(西)に向かって走ってますが、心拍数が150を越えたため速度をセーブ

やっとUターンするようです

とりあえず勾配0%で一息つく間もなく

どうも本格的に上りが始まるようです

いきなりの9%激坂です

長くは続かず緩やかに、曲がる交差点には案内板が設置されています

地味に4〜5%勾配

安曇野市に入るところで下りに

下りも4〜5%なので速度が上がります

雪を被った山に向かって上ります

堀金、穂高地区の国営アルプスあづみの公園に入ります

広い園内の中、エイドは野の休憩所に設けられていました

段々原っぱには多様なチューリップが満開

やさいパンと野菜スープ(パンは二個もらえます)

5) 大町AS (43km)まで / 関門10:00

リスタート後もそこそこ公園内を走ります

一般道に出てきました

7 時を過ぎた県道25号山麓線は車が増えて来ました

ところどころで工事が行われています

抜けのいい下り

マビックカーが仕事をしています。話しのネタになるのはちょっとうらやましい

あんずの花でしょうか?

あづみの公園大町線

大町、松川地区の国営アルプスあづみの公園に入ります

こちらも公園内を結構走ります

デイキャンプ場に設けられた大町AS

豆腐汁と大福餅

6) 鹿島槍AS (66km)まで / 関門11:00

はい、こちらもリスタート後しばらくは公園内を走り

一般道に

車がほとんど走っていません

国道に向かう道の途中を曲がったら

ちょうど散り始めた櫻

高瀬川からの北アルプス

大町温泉郷を越えて緩やかな坂を淡々と上っていき

なんの変哲もない県道325号に右折するこの地点(標高862m)がコース最高地点だったりします

国道の手前で左折するとまた櫻

かなり狭い殺風景な道を走ると

木崎湖の西側湖畔に

木崎湖を越えたところで国道148号に

まだ11時前なのに120kmコース(第1AS過ぎからスタート)の復路先頭集団とすれ違う

国道を外れて

大糸線の踏切を越えて

鹿島槍スキー場ファミリーパーク(中綱ゲレンデ)の鹿島槍ASへはキツメの上り

120kmコースの復路の方々もちらほら ※標高854m

ねぎみそおにぎりと漬物(おにぎりは複数個もらえます)

7)白馬AS (87.5km)まで / 関門12:30

リスタートして

踏切手前を左折すると

小ぶりな中綱湖

まるで東山魁夷の絵画のような雰囲気

すぐに青木湖。ちなみに青木湖は太平洋方向(高瀬川に合流)へと流れています。

唯一のトンネルの入り口(標高827m)付近が分水嶺で

白馬へ向かって下っている坂のちょうどこの左隣辺りに日本海側の糸魚川まで流れる姫川源流があります

北アルプスが大きくなってきました

白馬駅前を通る国道148号は交通量が多いのでそのまま走らないで

一旦左折して信号待ちをして

国道148号を二段階右折

ぐるりと東向きに走ったのは

松川大橋(標高667m)からの絶景を見るためだったりします

松川大橋からの3kmに渡る緩やかな上りは

櫻満開の

スピードを求めずゆっくり上りたくなる感動的な坂道です

白馬大橋(標高758m)を渡り

白馬エイドへ

ルポゼ白馬(ホテル)の前に設けられたエイドでは

窯焼きのピザとコンソメスープ

8) 鹿島槍AS (102.0km)まで / 関門13:30

リスタートすると

狭い道路に車が多い

まだこの辺りではチョロチョロと流れているだけの姫川サイクリングロード

復路では白馬クロスカントリー競技場への坂を上り

短めの激坂で

国道148号との交差点に

青木湖、中綱湖は往路と同じ道を走り

二度目の鹿島槍ASの上り。約2時間半前にも居た悪魔おじさんが一人ひとりにずっとエールを送ってる!

さすがに人数が少なくなっています

信州おやきとわらび餅

9)安曇野AS (135.5km)まで / 関門15:30

エイドに入る人が左から来て、エイドを出る人は右の踏切を渡るため人力で交通整理

国道148号へ入る信号は短いため2~3回待ちが発生

国道はやはり車が多い

国道を右折できないため稲尾駅近くの信号機で二段階折り返し右折

大糸線の踏切を渡り

国道下をくぐり

再度国道を横切ります(国道の狭いトンネルを回避したルート)

県道306号山麓線は緩い下り

ぐるりと回りまた国道を横切ります

宮本橋を渡ったら

高瀬川左岸の堤防道路を走ります

緩やかな下りですが路面が悪くかなり振動がキツイ

その後、再度高瀬川、国道、大糸線を渡り

狭めの道を走って

碌山(ろくざん)公園に設けられた最後の安曇野AS

安曇野りんごジュースと赤飯まんじゅうにわさびチーズ

10)梓水苑 ゴール (154.5km)まで

リスタートから緩やかな上り

キツメの区間はなく淡々と4kmくらい上ります

県道25号山麓線に到着すると120kmは右折ゴール、160kmは左折の看板。ということは第1AS付近にまで上ったようです

15時過ぎの県道25号は車が多い

途中で県道を外れて市道だか農道に入って

いろいろと曲がってきた結果、朝スタート直後に上ってきた道に入って

ゴール

会場では記念写真を撮られている列ができていました

小太郎の詩

11) 移動

今回の輪行はロードスターを使用。前日ホテルにチェックインして会場には自走

 

以上です。

 

次回の出張報告は、スタンプラリー?